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的を打つ?

的を打つ?_b0102720_021445.jpg上野恵司≪知ってるつもりの中国語≫

一头牛,两匹马,三条鱼,四只鸭,五本书,六支笔,七棵果树,八朵花
yī tóu niú liǎng pǐ mǎ sān tiáo yú sì zhǐ yā wǔ běn shū liù zhī bǐ qī kē guǒ shù bā duǒ huā

牛一頭、馬二匹、魚三尾、アヒル四羽、本五冊、筆六本、果樹七株、花八輪



中国語の量詞を覚えるのは大変ですが、こうして見ると日本語もたくさんありますね。
この本によると、中国語の量詞の種類が多い理由は、“牛”や“马”などの単音節語は聞きわけるのが難しいため、量詞で先にヒントを与えているのだそうだ。なるほど!
とすると、日本語はその理由を知らずに中国語の両詞を導入し、名詞の後ろに付けてしまったのでしょうか?
ところでラクダの助数詞はなんでしょう?ヒントは、一番目立つ部分を助数詞に当てることが多いそうです。

もう一つなるほどと思ったこと。
「タクシーに乗る」ことを“打的”と言いますが、なぜだかずっと不思議に思っていたのがやっと解決。
“打的”“打”(乗る)+“的士”(タクシー)の略。“的士”がなぜタクシーかと言うと、広東など南の発音は、“的士”=ティックシだそうで、そのまま北京語になって由来がわからなくなったとか。
“纽约”(ニューヨーク)の発音も広東語はニユヨク、外来語は昔は南から伝わったのですね。

by chinafish | 2008-11-17 00:30 | 中国を読む
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