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莫高窟

場所:甘肃省敦煌市
時代:366年
種別:石窟

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敦煌の石窟は<世界に現存する最大規模の仏教芸術の宝庫>と称され、莫高窟、西の千仏洞などから構成されている。
莫高窟は1987年に世界文化遺産に登録された。
長さは南北1618メートルで、いまだ492の泥土の像が現存している。
これは敦煌の石質が比較的粗く、仏像を彫ることができないからである。
そのため工匠達は泥土を使用した。

莫高窟の主要な芸術品は塑像と壁画である。

洞穴の中にある北魏時代の塑像の体格は背が高く大柄である。
額は広く鼻は高くて、眉が渦巻き、上半身をはだけており、インドの仏教芸術の印しを色濃く残している。
隋代の塑像の顔面はふくよかで、鼻は比較的低く、顔の線はやさしく、すでにはっきりと中国的である。
唐代に莫高窟の彫像は最頂期に達し、塑像にはまったく模倣の痕跡がない。
容貌はやさしくて、天王は男子の健康美を表現しており、凛々しく勇猛だ。
菩薩の体つきは美しくて、顔はまろやかでつやがあり、現実の女性の姿とほとんど変らない。

その他、莫高窟の中の壁画は更に絢爛多彩である。
その数は非常に多く、一列に並べれば、長さは故宮の城壁周長の10倍になる。
壁画の描写の内容は仏教の創始者に関する故事や供養及び装飾絵画などで、この上なく精巧で美しい。


敦煌石窟被誉为<世界现存规模最大的佛教艺术宝库>,它由莫高窟,西千佛洞等组成.莫高窟在1987年被联合国列入世界文化遗产名录,它南北长1618米,至今还保留着492个泥塑,这是由于敦煌石质较粗,不能凿成佛像,所以工匠们才用泥.莫高窟的主要艺术成就是塑像和壁画.窟中北魏时期的塑像体格高大,额宽鼻高,眉修发卷,袒露上身,留下了印度佛教艺术的浓重印记;隋代的塑像则面部丰满,鼻梁相对低,脸部线条柔和,已明显中国化了.唐代莫高窟的雕像达到了巅峰,这些塑像完全没有了模仿的痕迹,面容柔和,天王表现了男子的健美,威严勇猛;菩萨则身段秀美,面庞圆润,形象酷似现实中的妇女.另外,莫高窟中的壁画更是绚烂多彩.其数量之多,若接起来,长度是故宫城墙周长的10倍.壁画描绘的内容是佛祖的故事,供养人像及装饰图案,精美绝伦.


莫高窟は、敦煌市の東南25kmに位置する鳴沙山(めいささん)の東の断崖に南北に1600mに渡って掘られた石窟数は492窟で、そのうち仏像・壁画が存在するのは486窟にも及ぶ。仏像は、2,000以上もある。
莫高窟の始まりは366年と、唐時代の有名な歴史学者の李懐譲(りかいじょう)は伝えている。前秦時代の366年に僧の楽尊、つづいて法良禅師が石窟を作ったのが始まりとされ、その後の元代に至るまで1000年に渡って彫り続けられ、大規模な石窟寺院群になった。最盛期には千仏洞と云う名前があるように石窟数は1000を数えたという。その後、明代に敦煌の東400kmにある嘉峪関が閉じられ、以後は長い間、莫高窟は忘れられた存在となる。
この莫高窟が再び注目を浴びるのが、1900年の敦煌文献の発見によってである。
王円ろく(おうえんろく)道士が16窟の壁に塗り込められていた小さな部屋を発見。蔵経洞と名付けられた部屋には、膨大な数の古文書が隠されていたそうだ。これは敦煌文書と呼ばれ、敦煌の全貌が明らかにされていったともいわれている。敦煌の仏教美術(建築、塑像、壁画、文書)は世界に類のない仏教美術であった。 しかしその後も莫高窟自体にはあまり注目が集まらず、その価値が認められ、保護が行き届くようになるのは中華人民共和国成立以後のこととなる。
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by chinafish | 2005-10-13 18:11 | 中国建築