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唐伯虎点秋香

ChinesePod 高級 有名な故事、唐伯虎と秋香の恋愛物語に関する話。

唐伯虎こと唐寅(1470~1523)は、明代の蘇州に実在した有名な文人。

博学聡明で、詩文書画にも通じ、「南京解元(南京科挙トップ合格者の意)」となった。しかし官吏にはなれず、故郷で詩文書画の創作に傾注し、「江南第一風流才子」とよばれたとのこと。

明代の短編小説「唐解元一笑姻縁」は、この唐伯虎が、街中で見かけた侍女の秋香を見初め、使用人に変装して彼女の家に住み込み、最後にめでたく秋香と結婚するの恋の物語。
この話は民間伝承として中国では広く伝わっている。

周星馳(チャウ・シンチー)が唐寅、鞏俐(コン・リー)が秋香を演じたのが、香港映画『詩人の大冒険』。

以前から見たかったのが、最近BOOKOFFでビデオを手に入れ(500円!)見た。
大ネタ小ネタのギャグ満載の上に、カンフーワイヤーアクションが繰り出される典型的な香港コメディー。カンフーハッスル、少林サッカー、食神と、チャウ・シンチーの好きな私には、思いっきり楽しめた傑作でした。

唐伯虎点秋香の「点」は、「選ぶ」と言う意味で、物語の最後に、頬被りした沢山の侍女の中から秋香を選ぶ事ができたら結婚を許すと周星馳(チャウ・シンチー)が言われる。

実は1963年に、「唐伯虎点秋香」に基づく映画が、同じく香港で作られている。

「三笑」という歌劇。

三笑というタイトルは、唐伯虎が秋香を三回笑わせた故事にちなむ。「三笑」は1980年代にも中国でリバイバルされ大変好評で、いまでもVCDが売っているらしい。見てみたいです。

唐伯虎役は向群という女優が演じている。秋香を演じたのが香港女優の陈思思で、1938年生まれ、香港では一世を風靡した美人女優らしく、今でも存命の様。
詳しくは、このページに。写真をみるとコンリーより優雅な姿はとても中国人に見えない。

http://www.aboluowang.com/ent/data/2006/1019/article_3695.htm

ついでに調べると、「三笑」の監督、李萍倩と言う人は有名だったらしく、1938年に「椿姫」という映画が、なんと日本でも東映映画として公開されている。戦前の中国映画、ちょっと見て見たい気がしますがさすがに入手は不可能でしょうね。

チャウ・シンチーの『詩人の大冒険』は、いわば香港映画「三笑」のリメイクですが、その三笑をかなりパロディにしているらしい。
さらに原作に無かった唐寅が武芸の達人で、父親の仇を打つというカンフー映画の要素を付け加えたところがミソでしょうか?

という訳で、Cpodの更新がなかったので、昨晩は『詩人の大冒険』を少し見て終わった。広東語なので中国語の勉強にはなりませんでしたが・・・
文頭にChinesepod高級と書いたのは、もちろん嘘です。ごめんなさい。
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by chinafish | 2006-11-17 07:16 | etc.
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