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勝手に汉俳连句活动

先日、NHK on Line Chineseの漢俳が聞き取れないという記事を書きましたが、Capさん、izumiさんのおかげで分かりました。
ありがとうございます。

初めは、えっ俳句?という感じでしたが、何でも試しに色々やってみるとやはり勉強になりますね。

その一方で、NHKさんにも質問してあっさり断わられていたのですが、結局いろいろ行き違いがあったようで、教えていただきましたが、上のお二人の御教授と同じでした。すごいですね。

以下がその漢俳ですが、日本語は私の勝手な訳なので間違ってたらごめんなさい。


第五首 王蒙

細雨润東风
遥思诸友梦魂中
小园花正紅


小雨が東風を潤す
夢の中の友人たちを遠くに想う
小さな庭に咲く真っ赤な花


第六诗 大冈信

公园大喷泉
光映水高孤塔傲
溅落不复还


公園の大噴水
光を映し落下するさまは誇らしい孤高の塔
飛び散れば二度とは還って来ない


この漢俳、返句の形で第六首まで来ていてまだ続くとか。また6つの句それぞれに返句を募集しているそうです。

大岡信先生は「連詩」の提唱者。
俳句の連句は、五七五と七七の句を連ねていくものですが、「連詩」は、不定形な現代詩を連ねていくもの。

さらに「連詩」は、先の詩の最後の詩句が次の詩のテーマとなります。
そのため自分の最後の句は、次の人のためにやや飛躍しないとダメだそうです。
そうすると『园』が大岡信さんのテーマでしょうか?

izumiさんの解説が大変わかりやすいので、失礼して再掲します。

大岡さんはまず、王蒙さんの詩の舞台が小「園」というのを受け
ご自分の作品の場面を公「園」と揃えられました。
ところがそこにあるのは「大噴水」。
これは「小」園を「大」噴水で受けた形です。
さらに王蒙さんの「諸友」に「孤塔」で受けてさらに“反発”。

前の句が「友の繋がり」をうたっているのに対し、
大岡さんは「個」の存在を
激しく後ろ向きに(笑)主張されているように思えます。


俳句や詩をたしなむ方には普通なのかもしれませんが、良くこれだけいろいろと考えられるものです。

ところで調子にのって私も一つ作って見ました。
これは作品というより作文、でも何でもものは試しですから・・・


『不复还』

時の河の流れは戻ることがない
天を仰ぎ涙を乾かす 風が吹かんとする
鳥の声だけが響き渡る

时河不倒流
仰天溅泪风欲起
只响鸟啼声


・・たいへんお粗末でした。


by chinafish | 2007-06-17 00:43 | etc.